桐たんすは修理するにあたって、新たに木材を入れ替えて使うこともできる製品です。
それは、桐の木が均一性を持っている特徴があることから実現する行程です。
桐の特性を知れば、さらに今使っている桐たんすに愛着が湧くことも間違いなく、修理をして長く使っていく楽しみが湧きます。

桐が成長して大人の木になるまでには、およそ15年必要だといわれています。比較的成長が早い部類の木だといわれていてもこれだけ時間がかかることを考えれば、木質材に流れる時間の素晴らしさを感じることができます。
美しい年輪による自然のデザインも、どんなアーティストよりも時間をかけて形成された15年物以上の長い時間がかかった名画のように捉えることができます。
そして、桐の木から桐たんす用に活用できる木材を採取できる量は一本の木からおよそ5%前後しか存在しないといわれています。
それがまた、修理して長く使っていくことの大切さと、高級品たらしめる理由を物語っています。
自然の育みを受け取って、人間の衣類をその特性からしっかりと守ってくれる桐たんすは、修理して長く使わなければもったいない製品であると断言できます。

桐たんすは修理して利用することがとても大切なのは明らかですが、それは貴重であるということ以外にも有用性から見て感じることができます。
桐たんすの素材としての特徴に、軽くて断熱性が高く、そして熱伝導性が低いという点、そして特に注目したいのがホルムアルデヒドを含まないという点を挙げることができます。
ホルムアルデヒドとは、シックハウス症候群の原因となる厄介な成分です。
これを含まないことで、アレルギー体質にも影響がない、安心できる製品を生産することができるのが桐の特徴です。
だからこそ、修理して長く使っていくことができます。多少の傷や凹みが自己再生できる能力を持つ上に、それを超えても修理すればずっと使っていけます。
つまり、火事で多少桐たんすが燃えてしまったとしても修理すればまた使えるだけの強さを持ちます。
外側が燃えたなら、リフォーム修理をすればよいです。修理すれば、桐たんすが守ってくれた衣服をまた収納して、その効果を最大限利用できます。