メリット

桐たんすを修理して長く使っていくこと、そこには消費社会への反抗のような、アンチテーゼともいえる精神的な意味を見出すことができます。
現代では、様々な製品が大量生産によって安価に提供される時代です。
それによって、消費者は安くてお得に様々な製品を手に入れられるようになりました。
しかしながら、その時代の流れは同時に、本物を知るということからも遠ざかってしまっています。
本物の製品は当然ながら高額ではありますが、ちょっとやそっとのことでは壊れない上に、壊れても修理をすることができます。
ですが、大量生産と大量消費を意識して作られた製品は、壊れたからと修理をしたところで、そこまで良い物に戻るわけでもありません。
もともとが安価で、とりあえずの消費欲求を満足するために製造されているエコノミーな製品ですから、わざわざ修理をしようとも思えません。
その点、桐たんすは全く違います。
大量生産の時代に抗う桐たんすには、修理をしてでも使いたいと思わせるだけの理由があります。

桐たんすの修理を行う理由、そこには、高いお金を出して買ったものだからできれば長く使いたいという心理が働いています。
そして、価値が高いことをわかっているからこそ生まれる大切にしていきたいという心理も働いています。
品質がいいものを購入することは、精神的な充足感を得ることが出来るだけでなく、なるべく長く使いたいという気持ちにさせてくれる効果を持ちます。
大量消費を目的としたファストフード的な製品はもうやめにして、修理をしてでも利用できる上質な桐たんすを利用するほうが良いです。
桐たんすなら、元の品質が良いため壊れたとしても修理をして、また良質な製品に戻すことができます。
たったそれだけでも、桐たんすを修理することに意味を見出すことは十分可能です。