流れ

桐たんすの修理は、全て職人が自ら手作業で行なっています。
その作業工程はオンライン上で公開されているため、作業を依頼する前にチェックすることで安心できるところを探すことができます。
修理を行う前の仕込みから全て公開しているところは、それだけ方法に自信があるということです。
一例として、最初は洗うところからであると公言している業者があります。
顧客から託された製品に積もった、掃除では落ちない汚れを丁寧に丸洗いして落とすことから修理行程は始まります。
そして、洗った桐たんすはよく乾燥されてから、修理をスタートするように進行します。

桐たんすの修理を行う中でも多くの製品に必要な作業が、割れた部分に対して破損部分の修理を行うことです。
木材は自然のものであることから、収縮を繰り返すうちにひび割れに発展してしまうことがあります。
それを修理することができるように、ひび割れをあえて広げて、そこに新たな木材を挟み込むことで元通りに修理することができる技術があります。
また、形状の変化としてみられるがたつきなどの修理も、同時に行ってもらうことができます。
必要に応じて、裏板と呼ばれる部分も修理してもらえます。
このあたりは、事前に業者と桐たんすの修理について打ち合わせを行う中で話し合って検討することも可能です。

桐たんすは本体はもちろんですが、引き出しがきちんと使えてこそ製品として意味をなします。
ですから、引き出し部分の修理を行ってもらうことも桐たんすの修理は欠かせません。
必要に応じて組み直して、リフォームをすることもできます。
かんなや木釘を組み合わせた丁寧な作業の真骨頂を感じることができて、非常に丁寧な作業が施される様が公開されている会社もあります。